いつものことながら、ダイビングライセンス取得講習は中身がぎゅうぎゅう。
まずはダイビングの一連の流れを覚えて頂き、
プール講習でやったスキルを海という環境で行ってもらう。
浅瀬には揺れがあり、水底もプールとは違い、岩でゴツゴツとしている。
始めの内は、ついついフィンが動いてしまうので、若干ウエイトを重めに付けて、
慣れるに従い適正ウエイトに近づけていく。
ロープ潜降が出来るのは初日だけで、
二日目にはフリー潜降をしないとならない。
講習とはいえ、初めて海に潜るお客様には分かりやすく楽しんでもらえるようにカラフルな魚をお見せしたい。
この日のカラフル系は、ツノダシ、トゲチョウチョウウオ、フウライチョウチョウウオ、
クマノミ、ミツボシクロスズメダイ、ソラスズメダイなど。
伊豆に比べれば、小田原の海は魚の数も種類も少ないかもしれないけれど、魚に詳しければ詳しいほど、意外と刺さる生物もいる。
自分的には今日はカモハラギンポが良かった。
黒地に白い線というシンプルな外観ながら、なかなかのレアものだ。
お客様に受けていたのは、ダイバーをじっと見つめるコウライトラギスに、
「フォルムがいい」と言われていたアオヤガラ。
トラギスは話題になることはあまりないけれど、ちょっと飛び出たくりくりした目に愛嬌がある。
アオヤガラはまったく魚らしい形をしてなくて、自分が潜り始めた頃も印象的な魚だった。
小田原にも確実に南方化の波は押し寄せていて、
この日は引っ込んでて見れなかったが、10年振りにハタタテハゼが登場し、
深度的に行けなかった砂地には、ヒレナガネジリンボウにジョーフィッシュがいるらしい。
そんな中、25cmはあろうかという、巨大なオオモンカエルアンコウがいた。
初めて見たのは20年以上前の柏島で、まだイザリウオと呼ばれていた時代。
それからしばらくは、季節来遊魚として幼魚が現れることはあっても、
成魚が見られるようになったのは、随分後のことのような気がする。
それがとうとう、小田原でも見られるようになったんだなぁ。
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<本当の上手さ>と<生物を見る楽しさ>だと、アリエスでは考えています。
上手くなれば同じ海に潜っても見られる生物はまったく違います。
ダイビングはただ本数をたくさん潜っても上手くはなれません。
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