迎えた当日は、11時頃から南西の風が強くなってくる予報だったので、早めに着きたかったが、飛び石連休初日のせいか道が混んでいた。
ブリーフィングで探し方の作戦を立てて外海に向かう。
既に若干の波が立っていたが、入ってしまおう。
一直線に沖に向かい、ヤギの生えた傾斜で、一気に水深を落とす。
ゲストと横並びで移動しながら探すが、お目当てのアケボノハゼは見つからなかった…(T_T)
魚はめっちゃいるのだが…。
この日は水もきれいで、ホウセキキントキや、
もはやどこにでもいるハタタテハゼとオグロクロユリハゼの群れ、
深度を上げるとニシキフウライウオ。
昔は相当レアだったこの魚も、ここ2~3年でダイビングを始めたゲストからは「珍しい魚」に入らないらしい。
最近よくいるからなぁ(^_^)
エキジットする時には既に波が高くなっていたので、
二本目は前回アケボノハゼが五匹いた先端に行くことにした。
同じ場所にいるとは限らないけれど、行ってみよう。
そこはしばらく泳いだ水深30mほどのところ。
前回と同じ場所に行くと、あっさり見つかった。
この間は、10匹ほどのハタタテハゼと5匹のアケボノハゼという群れだったが、今日はばらけている。
そして、このこたちが動きはするのだけど、まったく逃げようとしない。
皆さん、マイアケボノハゼを見つけて撮影し放題。
こんな贅沢なことってあるだろうか?
あの、ハゼのアイドルアケボノが自分一人で見放題なのだ。
たっぷり写真を撮ったあとは、ゆっくり眺め、動画も撮ってみた。
このこたちに比べると、今まで見てきた成魚のアケボノがずいぶんいかつく感じる。
このほっそりとした美しいアケボノハゼは延々と見ていられる。
エンリッチタンクを使っているので、この深度でもかなりのNDLがあった。
しかし、それにしても今の先端は大瀬崎の中でも別格に、魚の数も種類も多い。
ハタタテハゼはどこにでもいて、もはやトゲチョウやフウライチョウの方が珍しいくらい。
そして、じわじわと自分の中で流行ってきている、ベラの幼魚たちも多い。
深い藍色が美しいムナテンベラ、
赤に金色がメタリックに光るシロタスキベラ、
まだ半透明のヤマシロベラの幼魚。
ベラは浅場にもいるのでじっくり撮れる。
色々あって、潜水時間は70分になってしまった。
ダイビングの時間が長いアリエスでも、あまり60分を越えることはない。
最長記録になったかと思ったら、一人のゲストが言った、
「福浦で78分というのがあるね」
そう、この時はエキジットしようとしたら、かわいいルリホシスズメダイの幼魚が見つかって、海に戻って延々と写真を撮っていた。
こんなダイビングが出来るのも、深く行っても、長く泳いでも、エアを持たせられる技術があるダイバー達だから。
潜水時間に制限のないビーチダイビングでは、スキルさえあれば長々と潜っていられる。
先端は奥の方に行くと、人の背丈ほどもありそうなソフトコーラルもあって、
まるでおとぎ話の世界を彷徨っているような、カラフルな光景が広がる。
ぜひスキルアップして、みんなにこの素晴らしい水中風景を見てもらいたい(#^^#)
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