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ブログ ～ 南伊豆・中木ダイビングツアー ～
ナイス！カメ
浮上直前、ゲストがカメを発見！
9月19日（土）夜～20日（日）は南伊豆・中木ダイビングツアー。
日曜日の朝、中木に到着。
県道の町の入り口には係のおじさんがいて、予約がないと駐車場が満車で町にすら入れない。
「ダイビングでーす」と言うと、帽子とマスク姿のおじさんが言った。
「オレだよ、俺！」
えっ、誰？
と思ったら、
富戸でお世話になっているダイビングサービスのスタッフの方だった。
引退して地元に帰ってきたらしい。
朝から、こんな出会いがあるとは。
中木はシュノーケリングで有名なヒリゾ浜があって、例年の夏は大賑わいになる。
コロナ禍で今年はどうかなーと思っていたら、例年並みかそれ以上の大行列が出来ていた。
船で出ていく時にヒリゾ浜が見えるが、パラソルでギュウギュウ。
これじゃあ三密だ。
いや、密閉はされていないから二密か(^_^)
＊画像をクリックすると拡大します。
穴の中にはノコギリヨウジ
定番のキイロイボウミウシ
中木は去年からリフト付きの大型船が入って、より快適なダイビングが出来るようになった。
以前は潮が引くと港が高すぎて、よじ登らないと上がれず、それが嫌で10年間来なかったというゲストが今回は参加していた。
海から巨大な三角の岩が飛び出している、メインポイントの塔島へ。
中木は巨大な根が何列も連なり、水底は白砂、オーバーハング、亀裂、穴があったりと表情豊かな地形に、季節によってはトビエイやハンマーヘッド、大型のクエやカメが出ることもあるワイドも楽しめる海。
が、マクロも充実していて、探せば探すほど何か出てきそうな雰囲気がある。
ブイ下には大きな円形の穴が開いていて、そこの亀裂を眺めていくと、
ノコギリヨウジやシコクスズメダイ、キイロイボウミウシなんかがいた。
ルリハタ
タマゴイロイボウミウシ
根を南に出していくとオーバーハングが出てくる。
その下にはオレンジ色のキンギョハナダイが群れていて、ライトで照らすと、鮮やかなオレンジに、オーバーハングの先にブルーの差し込む光が美しい。
ちょっとシャイなルリハタがいた。
青い体に黄色いラインという体色なのだけど、子供の頃は黄色い体に青っぽいラインという、まったく逆の体色の魚。
幼魚も見てみたいなー。
根を回り込むと、小さなカメがいた。
急いで近づきすぎないようなバックしたが間に合わず、ピューっと行かれてしまった。
カメの姿を見れていないゲストもいた。
あっー、カメ見てほしかったな。
すっかり成魚になったクロユリハゼやら、三匹のツノダシを見てエキジット。
成魚になってたクロユリハゼ
小さなイソギンチャクにミツボシがいっぱい
二本目はブイの根を早めに飛ばして、一番巨大な次の根の先まで行ってみることに。
根沿いを流しているとペアのセナキルリスズメダイを発見！
それを見てると、トコトコと2ｃｍほどのキツネベラが通り過ぎ、またくるっと振り返る。
さらに後ろにはレンテンヤッコもいた。
おおっ、この場所面白い。
セナキは一匹出ればサービスのネタ帳に乗るような魚だけれど、この日は後から沢山出てきた。セナキも普通に見られるようになるのかな？
それにしても、この魚も見る時は成魚になっていることが多い。
これも幼魚見たいねー。
セナキ発見！と思ったら、いっぱいいた
セナキ見てたら現れたキツネベラ
亀裂を覗くとタテキンがいたりして、まだまだ潜りたかったがエキジットの時間がせまっていたので浮上を開始。
するとゲストの一人がアラートを慣らし、水深7ｍほどの岩の隙間を力強く指さす。
なんだろうと行ってみると、カメがブスッと岩場に頭を突っ込んでいる。
一本目で見損ねたからなー、ナイスカメ！
なんで見つれられたかというと、カメに呼ばれた気がしたらしい（笑）
「最初はカメと目が合った」とお客様は言っていたが、確かに一枚目の写真を見ると、なんか後ろを見てる気がする。
キツネベラを見てたら、レンテンヤッコも登場
タテキンも見れて、いい感じで終了かと思ったら
安全停止の時に100数十本潜っているゲストの方が水面まで浮いていった…。
エキジット後、そのお客様は「どんどん下手になっていっている気がする…」と言っていた。
諸々事情があって、ブランクもあったし、ドライスーツを使うのも今年二回目だった。
３つのEを守ってダイビングをしていれば下手になることはないけれど、3つのEが欠けてブランクがあれば、300本潜っても、500本潜っても、スキルは落ちていく。
そこに気づけずに事故にあってしまうダイバーもいる。
常にスキルを向上させてダイビングを楽しんでもらいたい(^^)
～アリエスではコロナ対策をしながら営業をしております。当店のコロナ対策はコチラをご覧ください～
＜アリエスはダイビングを上達したいダイバーのためのダイビングショップです＞
ダイビングを本当に楽しむために必要なのは、
＜本当の上手さ＞と＜生物を見る楽しさ＞だと、アリエスでは考えています。
上手くなれば同じ海に潜っても見られる生物はまったく違います。
きちんとしたダイビングを教えてるダイビングショップが減ってきたと感じています。
上手くなりたい、きちんとしたダイビングをしたい、
そんなお客様はダイビングツアーの特長をご覧のうえ、
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