午後は近くのヒルトゥガン島でロウニンアジ狙いから始める。
アクエリアスのブログにちょくちょく出てくるロウニンアジの大群。
浪人というくらいだから孤独なイメージで、今まで群れを見たことがないし、セブにはあまり大物のイメージもない。
ドロップオフ沿いを流していくと、1mもある大きなロウニンがホンソメワケベラにクリーニングされている。
ちらほらと現れ始め、その先の中層にワラワラと大群が見え始めた。
さらに流れるように目の前を通り過ぎ、文字通りロウニンリバーだ。
こんなに多くのロウニンアジを見たのは初めてだ、軽く100匹以上はいたんじゃないだろうか(^^)
「4本目はどこにします?ヒルトゥガンでワイドか、趣向を変えてハウスリーフか」
「ハウスリーフって何が見られるの?」
「なんとかエビとか、なんとかカニとか」
ふーむ。うちのゲストは甲殻類よりも魚だろう。
「かわいいスズメダイとかいないの?」
「あっ、ルリホシとかいるかもしれないです」
ルリホシ!
去年、黄金崎で見たくて、まったくダメだったやつだ。
よし!ハウスリーフに行ってみよう。
「すみません、私事務仕事があるので、ここはティティンさんとジッフィーさんがガイドします。ルリホシいなかったら、ごめんなさい」
フィリピン人ガイド二人に「彼らはエビ・カニよりも魚ね」といった感じの伝言を残し、ころちゃんは去っていった。
ハウスリーフは船着き場から始まっていて、ジャイアントでエントリーすると足をぶつけそうなほど浅い。
シッティングでエントリーすると、ティティンさんがバっーと泳いで行ったかと思うと、すぐに手招きをする。
いきなり2cmのかわいいスズメダイがいる。
スレートには「スリースポットダムゼル」とある。
魚の紹介も英語だ。
このスズメダイなんだったっけ?と思いながらも、かわいいので集中して撮る。
何しろスズメダイの幼魚は出たり隠れたりするので、うまく写真が撮りづらい。
ここで17分も使ってしまった。
ちなみに、このスズメダイはオリオンだった。
もう一人のガイドと一緒に数メートル先で何やら撮っているお客様、
向かおうとすると引き止められて「これを見るんだ」と合図されたのが、オジロスズメダイ。
その先で見ていたのはルリホシスズメダイだった。
わずか5mほどの間に、これだけの見ものがいた。
ルリホシは去年、西伊豆・黄金崎で通算二回目の登場をした。
水深2mほどで、小さな岩の中をチョロチョロし、まったく見られなかった記憶がある。
グリーンの体にライトブルーのドット。
この個体は4cmほどだったが、小さいほど美しい。
マクタン島でもルリホシは手強かったが、それでも今までで一番良く見られた(^^)
ハウスリーフ恐るべし。
経験本数700本超、毎年柏島に行き、マクタン島でも潜ったことのあるゲストは、
「マクタンが、こんなに楽しめる海とは‥」と言っていた。
翌朝、ホテルから空を見上げると雲の流れが速い。
北側のポイントで”モエギハゼ”を見たかったのだが、これでは行けなさそうだ。
日本では石垣島などで見られる、このハゼ。
白く小さな体に長いヒレが特徴。
さらにセブには沢山のバリエーションがいる。
見たかった。
これは「またおいでね」ということだろう。
一本目は南側にある、マイタケガーデン。
一面の砂地に海藻なのか、木の葉っぱなのかが落ちていて、ところどころ小さな岩がある。
潜降すると、いきなりブルーとイエローが美しいウェッジスポット・ダムゼルが登場。
青の上に映えるセボシウミタケハゼを撮っていると、横のウミシダからフラッーとニシキフウライウオが現れた。
砂地でかなり見ずらいムラサメハゼ、
老眼が入っているというティティンさんが、極小のヒレナガネジリンボウを見つける。
よくあれが見つけられるものだ、フィリピンの人は目が良い(^^)
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