ブログ ～ 東伊豆・富戸ダイビングツアー ～

マエカドにエントリーすると、そこには今年多い、ナノハナスズメダイやキホシスズメダイの群れ。

ナノハナはコガネスズメダイと混同されていて、2018年に和名が付いた魚だけれど、見た目の印象がけっこう違うので、以前はこんなにいなかったように思う。

そしてキホシは、ある2012年頃のブログに「伊豆で見るのは珍しい」とあったが、今年は中木でもずいぶんな数が見れた。

さらにセナキルリスズメダイ。

これもけっこうなレア物だったはずなのに、数は多くないものの時々見かける。

ただ、育ちすぎちゃっててイマイチ可愛くないけど（笑）

南方系ベラのトップスリー（勝手に命名）に入る、コガネキュウセンやツユベラがいたり、

これも今年よく見るキツネベラ、

エキジットするために泳いでいった中層には、スズメダイとタカベの大群に混じって、ウメイロの姿。

2本目のポイントもマエカドで、今度は反対方向に泳いでいく。

薄いムラサキがきれいなニシキウミウシの幼体に、

大小ペアでくっついていたサラサウミウシ、

アマミスズメダイの4ｃｍほどの個体を発見。

育っちゃってて、可愛いさはもうひとつだけど（笑）

それでも見れたら嬉しい魚。

伊豆の南国化は生物の種類が増えるとともに、季節来遊魚の成長スピードも早まっている気がする。

岩の奥にいる、50～60ｃｍもあるでかいキジハタを見て、

砂地に飛び出ている2ｍほどの小さな岩の割れ目を覗くと、

見慣れぬ長くきれいな黄色いしっぽを持つスズメダイが‥、

モンスズメダイだ！

多分伊豆で見るのは初めてで、他のダイビングサービスのブログでも見た記憶がない。

激レアなのかもしれない。

今年は冬の水温が下がらなかったせいで、季節来遊魚の出現も種類も多くて、

「凄いことになるかもしれない」とあちこちのブログに書かれているけれど、

今の所の最大のヒットがこの魚かもしれない。

そんなモンスズメダイを見ていたら、同じ割れ目の中にフタイロハナゴイがいる！

オレンジとパープルのツートーンが美しいハナダイ

こんな小さな割れ目にレア物が二匹もいるとは神岩だ。

その後も2ｃｍほどのミナミハコフグの幼魚がいたりして、

ずっーと魚を探していたいと思うほど楽しい海だった＼(^o^)／

＜　関連ページ　＞

☆富戸ダイビングツアー＜ 見えないヤシャハゼ ＞2019年8月14日

☆ 富戸ダイビングツアー＜ ついついケサガケベラ ＞ 2019年7月30日

☆ 富戸アドバンス講習＜ ツキとナノハナ ＞ 2019年6月9日

☆ 富戸リフレッシュダイビング＜ クリクリエビ ＞ 2019年6月7日

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☆ 富戸生物図鑑

2019年8月15日（木）

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