まずはブイから遠くないところにいるカミソリウオのペア。
大きい方は13cmくらいあって存在感たっぷり。
海藻に擬態してヒラヒラ舞うこの魚を、シンクロのように上手く揃った時に撮る。
今年は例年以上に季節来遊魚の種類が増えそうなので<今年の新顔シリーズ>として、例年はあまり見ない魚を紹介していきたい。
まずは、2cmほどのちっちゃいキホシスズメダイが群れで出現。
しっぽだけが黄色くて、体がグレーっぽいのが特徴。
何百という群れで産卵行動していたのが、
ニシキベラ、イトベラ、カミナリベラ。
大群で疾走していく姿が迫力。
以前はレアだったけど、今年は各ダイビングポイントでよく見かけるのがキツネベラ。
もはや贅沢にも珍しくなくなってきた(^_^)
なにしろベラは種類が多く、幼魚は可愛いのが多いから、今年は新しいのが見られるかな。
そして今、北川には激レアなスミレヤッコが登場している。
濃いブルーとイエローがはっきりとしたスミレ、さらに幼魚は超絶かわいい。
先週の八丈島ツアーではちらほら見たけど、伊豆半島ではまだ見たことがない。ぜひ見たい。
船長兼オーナーも場所を知らないということで、地元ガイドさんに聞いてもらったところ、
「とてもブイからは泳いでいけない場所」と言われて断念‥(-_-;)
1本目に手前の方は見たので、2本目はさーっとすっ飛ばして、途中目に入ったムラサキウミコチョウだけ見て22mの根へ向かう。
まずは新しく登場したクダゴンベを探す。
赤が消える水中では目で見るとグレーっぽく見えるこの魚も、ストロボを当てると赤い格子模様が鮮やかに浮かび上がる。
それにしても、さらに奥には越冬した別のクダゴンベがいて、
もともとレアな季節来遊魚なのに、寒さに強いらしく富戸でも井田でも越冬個体がいる。
少しの海水温上昇で、ずいぶん生態系って変わるんだな。
そして今日、とにかくよくいたのがナノハナスズメダイ。
以前はコガネスズメダイと混同されていて、2018年に和名が付いたという魚。
それにしても、コガネスズメダイ自体が数が多くないので、明らかにナノハナは増えている。
薄いオレンジのウチワに、黄色いナノハナ、オレンジのキンギョハナダイ、ブルーのソラスズメダイが群れている光景は本当に鮮やかでお花畑のよう。
クダゴンベのちょっと先の砂地にはアイドルハゼのネジリンボウ。
そういえば、北川では初めて見たな。
帰りには<普通種でも小さければかわいいシリーズ>
略して<フツカワ>シリーズでシラコダイの幼魚を発見。
成魚は普通種で色合いも地味なので注目されないけれど、
やはりちっちゃいだけで可愛い。
ただ、その注目されない大人のシラコダイも群れていると話は別。
マンボウがクリーニングされにやってくることがあるらしいから。
まだ見たことはないけれど。
(あれっ?やっぱりシラコダイには注目してないか)
いつかそんなシーンも見てみたいな(^^)
< 関連ページ >
☆ 北川ダイビングツアー< 禁断のハナダイ > 2019年4月26日
☆ 北川ダイビングツアー< ウミウシの季節 > 2019年4月1日
☆ 北川ダイビングツアー< アマミスズメダイに会いたい > 2019年2月21日
☆ 北川ダイビングツアー< やっぱり群れ > 2018年8月6日
☆ 北川ダイビングツアー< 予想以上のクリア > 2018年4月11日
2019年7月31日(水)
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