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先日の西川名ツアーでのこと。
2本目のダイビングの準備をしていると、急いだ様子で小型ボートに乗り込む現地サービスのスタッフ。
西川名は海を見下ろす形でサービスが有るので、遠くを眺めると、水面には1本のオレンジのフロートが上がっていました。
どこかのチームの方が流されてしまったようで、ダイビング船から離れた所で浮いていました。原因はロストかエア切れか?
本船は上がってくるダイバーを乗せないといけないので動けません。その間もダイバーはどんどん流されていってしまうので、早めのピックアップが必要。
西川名は元々強い流れが出る事もあるポイントなので、スタッフの方もよくトレーニングされているようで、何ごともなくダイバーたちは戻って来ました。
これは西川名に限った事ではなく、どこの海でも起こりうること。ボートダイビングよりも、ビーチダイビングの方が流されてしまった時にやっかいな事になります。
水面に浮いているダイバーは遠くから、または操舵室が低い通常の船からは見つけるのが難しいもの。
パディでもこの点を重要視し、新しいカリキュラムにはレスキューフロートの上げ方がスキルに含まれました。
また、マニュアルには2つのセーフティーグッズ、目に見えるものと音が鳴るものを携帯しましょうと記載されています。
目に見えるのはフロート。音はアラートやダイビングベル。
写真の黄色のフロートはSASのもので、現行品はダブルフェイスフロートという名称で、色がオレンジとイエローの2色に分かれています。
どちらの色でも有効ですが、晴れている日はオレンジ、曇りの日はイエローの方が目立つそうです。最近のフロートは逆止弁が付いているので浮具としても使え、BCDの故障で浮力を失ったダイバーがつかまったり、溺れている人に渡す事も出来ます。
一般的に水面で膨らますものですが、中圧ホースで膨らます事も出来るため、陸上から水面の人に渡す事も可能です。
フロートが2つ並んでいる写真はイエローがSAS製で長さ180cm、オレンジがTUSA製で長さ122cm(本体価格 SAS¥7,800-、TUSA\4,000-)
大きければ大きいほど、発見の確率も高く、浮力も強くなります。なるべく大きいものをお勧めしていますが、まずは持つことが大切。
ダイビング器材をレンタルしている方でも、小さく、それほど高価なものではないので、ぜひ安全性を高めるためにフロートとアラートは自分のものを持って欲しいと思います(^-^)
明日から4日間、高知県の生物王国・柏島に行って来ますヽ(^。^)ノ
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2016年8月31日(水)
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