PADIダイビングショップ アリエス

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エアの消費が多い5つの問題点

エアの減りが他の人より早いのをなんとかしたい!

周りのダイバーと比べて極端に空気の減りが早い方は、
必ず問題点があります。

体や肺活量が大きくても克服できます。

主な原因は中性浮力と呼吸の仕方。
使っているダイビング器材によっても変わります!

他の人よりエアの減りが早い。嫌ですよね‥(-_-;)

「 自分のせいでダイビングが早く終わってしまう‥ 」

「 エキジットまで空気が持つか毎回ドキドキする 」

こんな事を考えてたら楽しめません。

 

エアーが早く減るダイバーの問題は大きく分けて5つ。

このポイントが改善できれば、他のダイバーに迷惑をかけない程度にエアーを長持ちさせることが出来ると思います(^^)

 

< 目 次 > *各項目をクリックするとジャンプします

① 中性浮力が取れていなくて運動量が多い

② 呼吸の回数が多い・呼吸の方法が良くない

③ 他のダイバーよりエアが減る行動を取っている

④ 実は肺活量は関係ない?!

⑤ ダイビング器材もエアの消費に関係がある

1. 中性浮力が取れていなくて運動量が多い

ダイビングでエアの消費が早いのはなぜか?

中性浮力が取れていれば、フィンキックの力を前に進む推進力だけに使えます。

 

取れていないと、「 水深を維持するための下向きのフィンキック 」と「 前に進む為のフィンキック 」とが必要になるので運動量が多くエアが早く減る原因になります。また労力が多い割に進みません。

 

また、体が立った姿勢になるため水の抵抗が大きくなり疲れます。

これもエアの減りが早い原因。

特に流れがある中を潜ると余計に差が出ます。

 

「 自分が中性浮力が取れているか分からない 」という方は、泳いでいる時にフィンキックを止めてみて下さい。

この時に浮いていられれば中性浮力が取れていて、沈んでいけば取れていません。

 

エアを長持ちさせるには中性浮力が取れていることが前提条件なので、取れていない方は、

<中性浮力の上達のポイント>をご覧いただき、中性浮力から練習してみて下さい。

 

中性浮力が上達すると自然にエアが長持ちするようになる方もいます(^^)/

2. 呼吸の回数が多い・呼吸方法が良くない

ダイビングで空気の減りを少なくするのは呼吸方法

中性浮力が取れていないと、フィンキックの回数が多くなり、浅くて早い呼吸になりがち。

ですので、中性浮力を取れるようになることが先で、次に②となります。

 

浅い呼吸だと肺の中でのガス交換がきちんと行われず、苦しく感じて、また早いタイミングで吸ってしまい、結果回数が多くなります。

 

ダイビングの呼吸は「 吸うことよりも、吐くことを意識 」します。

コツは「 息を吐く時、意識してゆっくり長く吐くこと 」肺の中が空になるくらいのイメージでしっかり吐きます(吐き切りすぎて、息苦しさを感じた場合はちょっと手前でやめて下さい)

 

吐く時はヨガやストレッチをしているようなイメージで、ゆっくりと長く。

 

吐き切れれば、吸う時は自然と空気が深くまで入ってきます。

水泳の呼吸イメージと同じですね。

 

ちなみに空気を節約しようとして浅い(少なく)呼吸をしたり、レギュレーターの流量を少なくしたりすると、余計に体がエアーを必要として呼吸回数が増えて逆効果ですので、やめましょう。

3. 他のダイバーよりエアが減る行動を取っている

ダイビングでこれをやるとエアが早く減ります

同じ車でも距離を多く走ればガソリンが減るように、ダイビンググループの中で、他のダイバーより距離を泳げば空気の消費量は増えます。

 

これは、ガイドの通ったルートからあまりはずれて写真を撮りに行ったりする時におきます。

 

また、魚の群れに猛ダッシュで突っ込んでいったりするダイバーもいます。

 

いずれも迷子になったり魚を散らしたりと、他の人にも迷惑がかかるのでやめておきましょう(^-^)

 

あと、基本的なことですが他のダイバーより深くいればエアは早く減ります。

 

もし早いという自覚があって状況が許せば他のダイバーより浅めにいてください。

特に高低差のあるダイビングポイントなら随分節約になります。

4. 実は肺活量は関係ない?!

ダイビングでこれをやるとエアが早く減ります

「 昔スポーツをやってたし、体が大きいからエアが早く減るのは仕方ない 」そんな風に思っているダイバーの方もいるのではないでしょうか?

 

実は上手くなれば、肺活量の大きさはあまり関係がありません。

 

実際にスポーツをしていた体の大きな人でも、初心者のうちは空気の減りが早くても、上達していくとエア持ちが良くなる、そういった例を沢山見てきました。

”その人なりにエア持ちが良くなる”のではありません。

平均的な空気の消費量のダイバーと比べて”そこまで大きく変わらない”ところまで持っていけます。

 

まずは肺活量は関係ないということの理解から。

 

肺活量の大きさが1のダイバーと2というダイバーがいたとします。

2のダイバーは1のダイバーの肺活量の2倍あると仮定。

 

同じ回数で呼吸を続ければ、2のダイバーは1のダイバーの2倍早く空気が減ります。

 

では、同じ速度で呼吸した場合はどうでしょう?

1のダイバーが2回呼吸した時に、2のダイバーは1回しか呼吸していない。

そうすれば空気の消費量は同じです。

 

「いやいや筋肉量も多いから早く減るんだよ」と思った方もいるかもしれません。

筋肉が多い(力が強い)ければ、力が少ないダイバーより一回のフィンキックでより多く進めるはずです。

 

もちろん理論上とは異なる部分もありますが<他の人よりエアの減りが早すぎて困る>というところからは脱出することは可能です。

 

肺活量や体が大きくても上達すればエアーを長持ちさせることは可能です!

5. ダイビング器材もエアの消費に関係がある

ダイビングでこれをやるとエアが早く減ります

ひとつ目はスーツ。

 

<寒いと感じているダイバーはエアが早く減る>ということを聞いたことがあるかもしれません。

 

寒いと感じないスーツを着れば良いのですが、これにはウエットスーツやドライスーツの保温の原理を理解していることが必要です。

 

レンタルなどの体に合っていないウエットスーツでは保温力がありませんし、せっかく保温性の高いドライスーツを着ていても、体を冷やしてしまうインナーを着ているダイバーもいます。

 

寒いとエアの減りが早く、寒さを我慢出来ないのでダイビングの時間が短くなり、楽しくない、練習の時間が短くなって上達が遅くなる、またあまり寒すぎるとハイポサーミア(低体温症)や減圧症のリスクも大きくなりますので、良いことは何一つありません。

 

真冬などは仕方ない時もありますが< 水中で寒いと感じない装備をする >ことがダイビングでは大切です。

 

次にレギュレーター。

同じダイバーでも、使うレギュレーターによりエアの減りは変わります。

レギュレーターの中には「大量に空気を出すことで呼吸感を良くする」という物があるからです。

 

こういったレギュレーターを自分が(またはダイビングショップがお勧めした場合)知らずに購入してしまった場合は直すことは出来ません。

ただ、他の要素で改善出来ますので、そこを意識してみてください。

 

そしてフィン。

通常のダイビング中にほとんどの力を使っているのがフィンです。

 

自分で「蹴り心地が重い」と感じているようであれば、空気の消費に影響している可能性があります。

自分で分からない場合にはインストラクターに自分の実力に合っているか聞いてみたり、もっと柔らかい、蹴り心地の軽いフィンを使ってみてください。

 

以前は上級者は大きく硬い(蹴り心地が重い)フィンでガンガン進んで行くというイメージがありましたが、今はそういったフィンでは脚力のある人は進むけれど”空気の消費量が多くなり疲れる”という認識になってきました。

 

最新のフィンは力学が研究され「楽に早く進めるフィン」もありますので変更も検討してみてください。

 

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