4月7日(金)~8日(土)はダイビングライセンス取得講習の海洋実習。
この日は春の嵐で、道中の東名高速では視界が白くなるほどの大雨が降り、生暖かい南西風が吹き荒れる。
どう見てもダイビングするような陽気ではなかった(^_^)
雨だったので、ダイビングポイントは広い屋内施設がある西伊豆・大瀬崎へ。
平日というのもあってダイバーは少なかった。
ドライスーツを着てしまえば雨も関係ない。
セッティングを済ませて、いざ海へ。
フロートを打つゴロタの辺りで感じた。
ダイバーが少ないと、なんと透明度が良いことか。
曇天なので水中は暗く感じるものの、ゴロタ付近の風景が遠くまで見える。
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オープンウォーターコースというのは毎度のことながら大変だ。
この二日間の海で、お客様にはダイビングの一連の流れがスムーズに出来ること、
少しでも中性浮力の感覚を身に付けてもらうことを目標にしてもらっている。
一本目は少し重めのウエイトを付けて、水中世界に慣れてもらう。
あまり最初からびちびちの適正ウエイトだと、ちょっと体を立てにしてフィンキックをしただけで浮いてしまい、水中にいられず、慣れることすら出来ない。
Hさんはプール講習でウエイトを奇数にするとバランスが大きく崩れて、エアが早くなってしまったので、少し重めだったが偶数のウエイトにして潜ってもらったら、水底から離れず浮くことがなかった。
当然砂が巻き上がるので、自分の巻き上げた砂でご自身が見えなくなった…。
どうも足の方が重いようだったので、水中でタンクの取り付け位置を調整して頭の方を重くした。
するとトリムがぐっと良くなり、浮いて泳げるようになった。
「浮力」というと、中性浮力という上下の動きに目が行きがちだけれど、
きれいに泳ぐには、前後のバランスであるトリム、左右の動きであるバランスがある。
まずバランスが取れなければ練習自体が出来ないので、ここが安定するのは必須。
これはBCの影響が大きい。
トリムは器材の配置のバランス。
自分の使う器材の重さや体質を知って、少しづつ調整していく。
きれいなトリムが取れないと、水の抵抗が増して泳ぐのが大変になるし、
泳ぐのが大変ならエアも早く減るなど様々な弊害がある。
距離が泳げないので、今日はザ・普通種を中心に見て頂いた。
その中で珍し系だったのは、1㎝ほどのピンクのオオモンカエルアンコウ。
いるのは分かるのだけど、もはや肉眼ではフォルムを認識するのが難しい。
そもそも初心者のお客様がカエルアンコウを見ても、何だか分からないだろう。
そこで、スレートに書いた、
「ピンクのが魚です」と。
明日はもっと沢山の魚を見て、スキルも上達することを願いながら、
雨の大瀬崎を後にした(#^.^#)
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<本当の上手さ>と<生物を見る楽しさ>だと、アリエスでは考えています。
上手くなれば同じ海に潜っても見られる生物はまったく違い、安全性も高くなります。
「上達して、その先にある水中風景を見て欲しい」
ダイビングはただ本数をたくさん潜っても上手くはなれません。
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