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2019年も残すところ、今日一日。
今年もアリエスをご愛顧頂いたお客様、関係各所の皆様、ありがとうございました。
今年の海は、去年の夏に高水温が続いたため、冬場も水温が落ちず、早い時期から季節来遊魚が現れ始め、「凄い年になるぞ」とあちこちで言われていましたが、その通りの海となりました。
古いログブックを見てみると、2004年の最低水温が12℃。今年は15.6℃でした。
水温の1℃は気温の1℃よりも大きな差があるもので、昔は低水温の時期が長かったものが、今年は15℃台も僅かな期間でした。
台風も高水温により近海で強力なものが発生するようになり、年末近くになっても台風が出来ていたのも、今年の特徴でした。
伊豆も南国化が進み、その様子は大手新聞でも取り上げられるほどに。
西伊豆・田子などでは大きなテーブルサンゴが育つようになり、
「昔からこんなにあったっけかなー?」と感じ、それに伴い見たこともない南方系の魚が多く現れるようになりました。
今年最後に潜った海は西伊豆・黄金崎でしたが、完全に成魚になったヨスジフエダイが群れていて、昔とは伊豆は別の海になってきました。
ニュースでも魚の生息域が変わってきたと報じられています。
長崎県では以前は一面海藻の海底だったものが、この30年でテーブルサンゴに変わり、名産のイカが取れなくなり、逆に本来もっと南の方にいるブリが北海道で取れる。
海を見ていると環境が変わってきているのを実感します。
ダイビングは趣味としても楽しいものですが、お客様の中には「環境問題に以前よりも目が向くようになった」と仰る方もいます。
ダイビングポイントに行くとゴミが落ちていることもありますが、それは故意ではなくとも人がやっていること。ビニールなどはイカやクラゲに見えることがあり、それを大量に食べたクジラが死んでいく、というような報道もあります。
ダイビングを楽しんで頂きつつ、環境問題に目を向けるダイバー増えていくことによって、少しでも環境問題やエネルギー問題に関心を持ち、良い方向に向かって頂けるように、少しづつでもゲストにお伝えし、波紋のように大きな力になっていくようにしていきたいと思います。
それでは、良いお年を。
2020年も宜しくお願い致します。
ダイビングショップアリエス 尾下国博
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