ブログ　～EFR(救急救命法）2017.3.12～

２月の初旬にアイドルの18歳の女の子が致死性不整脈でなくなるというニュースが流れました。

この時、医師からは対処方法として、心臓マッサージとAED（自動体外式除細動器）の使用があげられていました。

心肺停止からの蘇生の可能性は1分単位で下がっていき、2分以内に処置を開始すれば90％、8分で10％以下になると言われています。

今、東京都の救急車の到着平均時間は8分（JAFより）

心肺停止した時には救急車を待っている時間はありません。

心臓マッサージには一定の知識が必要ですし「余計にひどくなってしまったらどうしよう？」という不安を持つ方もいます。

しかし、心肺停止状態の患者は、そのままにしておけば死を待つばかり。それ以上に悪くなることはありません。

トレーニングを受けた範囲で誠実に行動すれば、法的にも保護されると言われています。

また、何よりも一般市民が行う救急救命は家族や友人など、身近な人に行われる場合がほとんどです。

AEDの使用方法は知識があれば簡単で、もっと助かる命が多くなると言われています。

そして、オプションになっている酸素の取り扱い方法も行っています。

ダイビングでは減圧症や肺の過膨張障害、溺水などに有効。

酸素キットは多くのタイプで組み立てが必要で、組立方法の他、症状による流量なども覚えて頂きます。

EFRの知識は知っている方が多ければ多いほど役割分担が出来、患者を助けられる確率が高くなります。

多くの方に受講して頂き、日常でもダイビングでも、さらに安全性を高めていければと考えています(^^)

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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2017年3月12日（日）