冬になり、日本にも第三波がやってきて、緊急事態宣言の可能性も示唆された。
医療体制は逼迫し、医療崩壊を招かないためにも、全ての人がこれ以上感染を広げないように注意しなければならない。
現場で頑張ってくれている全ての医療従事者の方たちに感謝を。
初めて経験する非常事態宣言で、お店も長期間の休業に入りました。
自粛明けの6月後半、海はどんな様子になっているのか?
冬の水温が高く「凄い年になるぞ」と言われた2019年は本当に海が楽しい年だった。
2020年は関東の梅雨明けが8月1日と遅く、東海地方にも集中的に雨が降って、自粛明けのダイビングは毎回のように透明度の悪さを更新した。
コロナで落ち込んだダイビング需要と、この透明度の悪さ…、本当にまずい状況だった。
転機が訪れたのは8月。
それまで悪かった透明度が徐々に良くなり始めると同時に、生物が大爆発。
今まで”レアもの”と呼ばれていた生物が珍しくなくなった。
特に今年特別に多かったのがニシキフウライウオとタテキン。
今年始めたお客様からは「いつも見るやつ」と評されていた。
それに続いて、クダゴンベやシロクマも、もはや定番の存在に。
そんな中で、普段はなかなか出会えないレアものも登場した年だった。
田子ではホホスジタルミの幼魚。
似たような魚でマダラタルミの幼魚は今までも時々見ることがあったけど、ホホスジは初めてだったんじゃないかと思う。
井田で見たアカボシハナゴイは本当に美しかった。
写真の何十倍も鮮やかで美しい魚だった。
個人的に一番上がったのは、福浦で見た2cmほどのルリホシスズメダイ。
何年も前から「見たい、見たい」と言っていて、もっと大きい個体は見たことがあるのだけど、これだけ小さく色鮮やかな個体を見れたのが嬉しかった。
そして自分の目で見ることは叶わなかったけれど、
伊豆海洋公園ではアケボノハゼが登場し、
名前こそ出ていなかったものの、あるサービスさんのブログにはスジクロユリハゼとおぼしき写真もあった。
今まで四半世紀ダイビングをしてきて、最高に生物が面白かった年なんじゃないかと思う。
これが2020年だけなのか、これからもっと伊豆をはじめとした近海は凄い海になっていくのか?
まだまだ終わりの見えないコロナの影響で、予断は許さないけれど、来年の海も楽しみだ。
経済活動と感染防止。
相反する部分もあるけれど、少し息苦しさも感じる世の中で、ダイビングが少しでも皆さんのストレスを軽減し、日々の中の喜びに、そして売り上げが減少している飲食店等の一助になれば。
これからも感染防止に気を配りつつ、出来る範囲でダイビングを続けていきます。
今年もありがとうございました。
2021年も宜しくお願い致します。
ダイビングショップアリエス 尾下国博
2020年12月31日(木)
< 冬期休業日のお知らせ >
12/30(水)~1/1(金)まで年末年始休業、1~3月は水・木曜日定休日となります。
ツアーは定休日でも開催しますので、お問い合わせください。
宜しくお願い致します。
~アリエスではコロナ対策をしながら営業をしております。当店のコロナ対策はコチラをご覧ください~
<アリエスはダイビングを上達したいダイバーのためのダイビングショップです>
ダイビングを本当に楽しむために必要なのは、
<本当の上手さ>と<生物を見る楽しさ>だと、アリエスでは考えています。
上手くなれば同じ海に潜っても見られる生物はまったく違います。
ダイビングはただ本数をたくさん潜っても上手くはなれません。
上手くなりたい、きちんとしたダイビングをしたい、
そんなお客様はダイビングツアーの特長をご覧頂き、
当店のツアーにご興味をお持ち頂けたら、ツアー参加の流れをご覧ください。
<お問い合わせ&お申込み>Tel : 03-6276-5758 E-mail : info@alies.jp
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