「軽器材も重器材も持っているけど、もう10年も潜っていない。全て買い替えないといけないのかな?」
出産と子育てのためにダイビングを止めていた女性の方などから、こういった質問を受けます。
使えるかどうかは、空いている期間、保管状態などによっても変わるので、実際にはお店にお持ち頂いて確認させて頂きます(^^)
マスクやフィンなどによくあるのが変形。
保管している時に曲がってしまっていると、マスクは硬くなっていることもあり、水が入ってきてしまうことも。
フィンは反ってしまっていると力が伝わらず、本来の性能が発揮出来ません。
3点セットに関しては目視でもある程度可否が分かります。
使うかどうかは、一度潜ってみてから判断するか、器材の中では低価格なので、買い換えてもいいかもしれません。
まずはオーバーホールに出します。
生産終了から年数が経っていると、オーバーホール用のパーツ自体がない可能性があるので、事前に確認します。
また、間を空ける時にオーバーホールに出してからダイビングを中断していれば良いのですが、使用したままだと、内部で固着を起こしていて「レギュレーターを開けてみたら出来なかった」というパターンもあります。
10年単位で空いていれば、ホースは全て交換した方が良いです。
ゴムなので経年変化でひび割れしていたり、硬化していたり、目に見えない劣化で水中で破裂する可能性があるからです。
ホースを5本交換してオーバーホールもすると、7万以上かかるかもしれません。
買うよりは安いので良しとするか、買い替えを検討するか?
オーバーホールをしてから使えなくなってしまうと勿体ないので、どの程度古いのか、傷んでいるのか?メーカーのパーツ供給はあるか?(生産終了からの年数)等と合わせて考えてみましょう。
しばらく着ていないと体型が変わっていることも多く「スーツが着られない‥」という事があります。
その場合は「サイズ直し」に出せば、また着られる可能性があります。
既製品の格安ダイビングスーツなどでは、サイズ直しが出来ない事が多いですが、フルオーダーで作ったスーツは、直せると思います。
あまりに変更箇所が多い場合には買い変えた方が安くなります。
以前の使用回数が多いと、生地が潰れてしまうため、新しい生地との厚みに差があり、張り付けて直すことが出来ないこともあります。
ドライスーツに関しては、バルブの作動状況を確認して必要があれば吸気と排気のオーバーホールに出します。空気が入りっぱなしになればトラブルの原因ですし、バルブは水没の可能性もあります。
また、ダイビングスーツはゴム製品ですので経年変化で硬くなります。首や手首のシールは交換の必要性があるかもしれません。
使用していない期間が長ければ、事前に水没検査をすることをお勧めします。
もし器材が全て使えなかったとしても、まずはレンタルで再開してみてください!
続けられそうだったら、また少しづつ揃えていけばいいと思います(^^)
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