PADIダイビングショップ アリエス

DIVINGSHOP ALIES

〒151-0071 東京都渋谷区本町6-37-8 渡辺ビル1F

営業日時:12:00~20:00   定休日 :木曜日・不定休があります

ダイビングのお問合わせはこちらへ

お問い合わせフォーム

留守番電話になった際はお問い合わせ
フォームよりご連絡をお願い致します

03-6276-5758

初心者のための耳抜きのコツや方法、問題点

耳抜きが苦手です!

耳抜きが出来ない場合のチェックポイントは2つ、
適切なタイミングと方法で行われているか?です。

「ダイビングに来たのに耳抜きが出来なくて潜れなかった…」という人もいて、耳抜きが出来ないなのは大きな問題です。

 

身体的な問題を除けば、耳抜きが出来ない原因は「タイミングが悪い」か「やり方が間違っている」かです。

 

< 目 次 > *各項目をクリックするとジャンプします。  

① 耳抜きのタイミングはあっていますか?

② やり方が間違っていませんか?

▶ 鼻がつまめていない

▶ 首が曲がっている

 

③  痛くなったら、こうしよう!

▶ 耳を抜けるようにするマッサージ

▶ 耳抜きを助けるダイビンググッズ

 

④ ダイビング前に出来ること

⑤ 耳抜きが出来ない原因とは?

▶ 体調や体質以外の原因

▶ 耳が抜けているか分からない?

1 耳抜きのタイミングはあっていますか?

耳抜きのタイミングはあっていますか?

<潜降を始めたら、痛いと感じる前に頻繁に行う>が基本

 

自分の抜けやすさに合わせた水深が分かるまでは水深5~8mくらいは50cmごと位に耳抜きをしてみてください。

だんだん、自分に必要な深度が分かってくるので、調節していきます。

 

そして、中性浮力が取れていなくて、耳抜きできないダイバーがいます。

 

これは潜降がコントロール出来ていなくて落ちていっていたり、深度を保つためにフィンキックをバタバタしているダイバー。

 

この場合、中性浮力が取れていないという別の問題なので、その解決が先です。

 

それまでは必ずロープなど、つかまる物がある海で潜りましょう。

肺の中の空気で鼓膜を押していますから、足がバタバタと動いていて呼吸が荒い状態だとやりづらいです。

 

中性浮力が原因と思う方は<中性浮力 上達のコツ>もご覧ください。

2 やり方が間違っていませんか?

一番多く使われている耳抜きの方法が、鼻をつまんだ状態で鼻に息を送り込むバルサルバ法

 

耳抜きのよくある失敗例としては、

① 鼻がつまめていない。

② 首が曲がっている。

1 鼻がつまめていない

耳抜きの方法が間違っていませんか?

マスクは鼻の高い人でも収まるように大きく作られています。

そのため、鼻の上の方しかつまめていなくて息がもれてしまっている状態。

 

自分では見えませんが、耳抜きをする度にマスクの上から空気が出ているので他のダイバーから見ると、すぐに分かります。

 

< 改善点 >

<正面からではなく、少し下からつまむ、つまんだ際に軽く押す>

*強く押しすぎると鼻血が出たりするので注意。

 

<手をグーにして、人差し指と中指の第二関節で鼻の下から押さえる>

*その際、2本の指が少し他の指よりも出るようにすると押さえやすいです。

 

<両手の人差し指を使って押す>

*中性浮力が取れないダイバーはロープをひじで挟む、足をからめるなど体の固定が必要になります。

 

2 首が曲がっている

耳抜きを強くやろうとして、頭が前に倒れて首が曲がっている状態。

 

折れたストローのようになってしまうので、肺の中から耳抜きのための空気が送られてきません。しっかりと首を真っ直ぐにした状態でおこなってください。

3 痛くなったら、こうしよう!

ダイビングで耳が痛くなった時の対処方法

痛くなってしまった場合には「少し深度を上げて、もう一度耳抜き」が基本。

 

この時に、何メートルも上がらないと抜けないようであれば、最初からタイミングが遅いので、もっとこまめにやりましょう。

 

また、何度も上がったり下がったりすると、余計に抜けづらくなるので、水深を上げて再度やる際は慎重に。

 

抜けにくい方の耳を上に向けてやるのも効果的です。

耳を抜けるようにするマッサージ

耳抜きが出来なかったらこうしよう!

耳の後ろを水中でマッサージすると抜けることがあります。

 

位置は耳たぶの真後ろに進んでいって、頭蓋骨の硬さを越えた柔らかい部分。

 

この辺りを指先を上下をさせながら押します。

*耳の大きさなどにより、上記の位置と違う場合が有ります。

 

ここが耳抜きが出来ていない時は固くなっていますので、指先などで揉んであげてください。

 

「ちょっと痛いけど大丈夫かな~」と思ってダイビングは続けないでください!

 

水深が深くなれば必ずもっと痛くなりますし、場合によっては傷みでパニックになったり、鼓膜に穴が開いて目眩が起きたりする可能性があります。

 

耳抜きを助けるダイビンググッズ

もともと体質で抜けづらい方は、一度ダイビングを知っている耳鼻科に行ってみてください。

 

また耳抜きには練習グッズのオトヴェントや、耳抜きを簡単にする耳栓*1ドックスプロプラグなどもありますので、ダイビングショップで聞いてみてください。

 

*1普通の耳栓はダイビングでは絶対に使用してはいけません、鼓膜が破けます。

4 ダイビング前に出来ること

ダイビング前に耳抜きの準備をしておく

ダイビング前に出来ることとしては「ガムを噛む、フリスクを食べる」

 

顎を動かすことで抜けやすくなります。食べるタイミングはブリーフィングの時位から。

 

フリスクは何故かは不明ですが、スッーとすると抜けやすくなる方がいます。

 

「陸上で耳抜きを練習しておく」

ただし、陸上でやる時は軽くにしておいてください。強くやりすぎると鼓膜を痛めてしまいます。

5 耳抜きが出来ない原因とは?

 

耳抜きが出来ない原因には、花粉症をはじめとするアレルギーや風邪といった一時的な体調や、中には元々耳管が細いといった耳抜きしずらい体質の方もいます。

 

体質かな?と疑われる場合はダイビングを知っている耳鼻科に行って診てもらってください。

 

体調や体質以外の原因

ダイビングで耳抜きが出来ない原因

耳抜きには緊張や寒さ、フードの有無なども関係があります。

 

ダイビングが久しぶりだったり、自分が難しいと感じる海であったり。

 

寒いと体がこわばるので、陸でも水中でも適切な服装、スーツを使用してください。

 

フードは保温のためにするのですが、耳抜きがしずらくなる人もいます。この場合、少し寒いですが潜降が終わるまでは外しておいて、深場に着いたらパーカーのフードをかぶる要領でかぶるという方法もあります。

 

浅い深度の方が水圧変化が大きいので、ある程度の水深に行ってしまえば、あとは楽に出来る場合が多いと思います。

 

また「フードの圧迫感が苦手でやりずらい」という方には、モビー等の半キャップタイプのフード、ダイブキャップやビーニーを使うと楽になります。

耳が抜けているのか分からない

たまに「耳が抜けているのか、抜けていないのか分からない」と言われる事がありますが、抜けていないのに潜降すれば強烈に痛いので、すぐに分かります。

 

特に初心者の方だと耳の奥に水が触れた違和感が「耳抜き出来ていないのでは?」と感じることもあるみたいですね。

 

耳抜きが出来ないのは複合要因ですので、自分で分からなかった場合はインストラクターの人に「なぜ出来ないのか?」を相談してみて下さいね。

 

<ダイビングのスキルの悩み>へ

その他のメニュー

ファンダイビングで自然に上達できることなど、10の特長とサービスをご紹介。

ステップアップコース一覧。

ツアーの特長やサポート、スタッフと店内の紹介、お店の考えなどをご説明しています。

お問合せはこちら

お気軽にお問い合わせください

03-6276-5758

電話受付時間 :12:00~20:00(お問い合わせフォームは24時間受付)

*留守番電話になりましたら、お問い合わせフォームよりご連絡をお願い致します。

 (電話番号が履歴に残りません)

定休日:木曜日・不定休があります

   お問合せ

03-6276-5758

ご来店は予約制となっております。
留守番電話になった際は、問合せフォームよりご連絡をお願い致します(電話番号が履歴に残りません)