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今年は異常なほど水温が低いエリアがあって、半数のゲストはドライスーツを選んだ。
エントリーすると、水面付近は青く暖かい。
水底30~40mから細い塔のような、ブイが付いている根はトップが10mほど。
その根頭に着くと、黄色が鮮やかなカゴカキダイの群れ。
ザ・伊豆の魚のようだけれど、オーストラリアなどでも見られる魚。
そして、最大サイズまで育った大型のイサキの群れが渦巻き、
これも最大級まで育った、南方系のイッセンタカサゴの大群が通り過ぎる。
一段低くなっている、大きな離れ根に渡ろうとすると、急に水がひんやりしてきた。
根の先の方ではルリハタやサクラダイ。
冷たいのとNDLも厳しくなってくるので、ぐるっと一周周ってブイのある根に戻る。
そこにはメーター級の真っ赤なスジアラ、その先には、これまた大きなクエ、
伊豆では珍しいけれど、ずっといついている同じ個体なのかシテンヤッコの成魚もいた。
他にも根頭には多くのベラの幼魚やハタタテダイの姿があった。
そして、ここの見ものと言えば、数千の数で群れるキンギョハナダイ。
他にもメジナやハマフエフキなど、何種類もの魚が入り交じり、この風景だけでも見ていて飽きない。
朝、田子に向かう車内でCちゃんが「一匹でもいいからカンパチが見たい」と言っていた。
もうそろそろエキジットというタイミングで、まるで神子元に現れるようなでっかいカンパチが現れた。
何度も自分たちの前を旋回して捕食を繰り返す。
去年は夏限定ポイント田子島で、何万匹いるか分からないキビナゴに、延々と狩りを繰り返す小カンパチの群れがいた。
あのシーンも凄かったけど、今日は魚の大きさの迫力が違う。
いやー、いいもの見た(^^♪
エキジットする為にロープ沿いに深度を上げて行くと、潜降してくるチームがいた。
彼らのスキルが気になった。
まったく浮力が取れないようで、潜降ロープに垂れ下がってしまっている。
これじゃあロープから手が離れたら、真っ逆さまに落ちて行ってしまうだろう。
このポイントは水底が30~40mもある。
もし流れでも出て来てしまったら、あのスキルでは危ないだろう。
最近日本人ダイバーのレベルの低下と共に、こういったシーンをよく見かけるようになった。
本当ならその場所に行けないダイバーが行くことを望み、それを連れて行ってしまうガイドがいる。
ダイビングとはリスクが伴うものなので、少しづつスキルアップして行ける海を増やしていかなければならない。
ただ、ガイドさんの場合は、来てもらったゲストに楽しんでもらわなければ、満足してリピーターにもなってもらえないだろうし、今は口コミで「大した魚がいなかった」とか、「あのサービスは、面白いポイントに連れて行ってもらえない」などと書かれてしまうこともある。
自分のようにインストラクター(指導員)であれば、「もっと上達してから行きましょう」とも言えるけれど(練習するのが嫌で来なくなる人もいるけど)、ガイドさんは案内が仕事なので難しいところだ。
二本目は田子島に潜り、すっかり成魚になったウメイロモドキや、クロユリハゼ幼魚の群れ、いくつかのウミウシ、テーブルサンゴが付いた根頭で群れる、キンギョハナダイなどを見た。
ダイビングの途中、インストラクターでもある船長のMさんが、
「黄金崎でダイバーが行方不明になったらしいですよ」と教えてくれた。
聞いた時から違和感があった。
「黄金崎で事故が起きた」なら分かる。
どんな優しい海でも、事故は起こる。
しかし、あれだけ浅く、平坦で、湾になっていて流れも出にくく、当日は透明度も良かった黄金崎で行方不明になどなるものだろうか?
夕方にはテレビのニュースでも事故が報じられ、その後、少しづつ内容も伝わってきた。気になる事故だったので、機会があればブログに記してみたい。
ダイビングが終わった後は温泉に寄ってさっぱり。
そして新鮮な魚尽くしの美味しい夕食!
当店が利用させてもらっている宿は、漁師さんが経営しているところなので、
いつも新鮮な刺身や、美味しい煮付け、そして食べる時に揚げてくれる熱々の魚までたっぷりと楽しめる♪
田子は海の魅力にプラスして、この食事も人気が高い。
11月には伊勢海老を食べる田子雲見ツアー、12月には三カ月間しか漁の期間がない、タカアシガニを食べるツアーも出来ました(#^^#)
(このブログを書いている時点で、カニツアーは満員となってしまいましたm(__)m)
<アリエスはダイビングを上達したい初心者ダイバーのためのダイビングショップです>
ダイビングを本当に楽しむために必要なのは、
<本当の上手さ>と<生物を見る楽しさ>だと、アリエスでは考えています。
上手くなれば同じ海に潜っても見られる生物はまったく違い、安全性も高くなります。
「上達して、その先にある水中風景を見て欲しい」
ダイビングはただ本数をたくさん潜っても上手くはなれません。
上手くなりたい、きちんとしたダイビングをしたい、
そんなお客様はダイビングツアーの特長をご覧頂き、
当店のツアーにご興味をお持ち頂けたら、ツアー参加の流れをご覧ください。
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