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ブログ~ 南伊豆・神子元ダイビングツアー ~

もはやハンマーが見れるかは問題じゃない

ハンマーヘッドの曝群れを追う@南伊豆・神子元|ダイビングショップアリエス

一本目からハンマーヘッドの曝群れゲット

8月26日(土)夜~27(日)は南伊豆・神子元ダイビングツアー

 

出発日、神子元ではウシマンボウが出た。

そこでYさんが言った、

「ハンマー100匹とマンボウが同時に出たら、どっち追う?」

私は迷わずに答えた「マンボウ」と。

 

もはや神子元でハンマーは見れて当たり前の存在になっている。

が、マンボウは狙って見られるものじゃない。

Yさんが続ける、

「じゃあ、ジンベイザメとマンボウだったら?」

これはちょっと迷ったが、車内はジンベイザメを追うことで一致した。

これは妄想の話だろうか?

 

~ 画像をタップすると拡大します ~

100頭オーバーのハンマーヘッド@南伊豆・神子元|ダイビングショップアリエス

100頭オーバーのハンマーヘッド

ハンマーヘッドとの距離を詰める@南伊豆・神子元|ダイビングショップアリエス

並走して距離を詰めていく

実はそんなことはない。

過去にはジンベイザメとマンボウとハンマーヘッドシャークが一日に出たことがある。

ジンベイではなかったけれど、翌日はニタリが出た。

まるで悪魔の釜のような、長い尾ひれを持った、見たいというダイバーも多いサメである。

神子元はモブラ、マダラトビエイ、カジキ、クジラ、イルカなども出たことがあって、

どんな大物が出たって、おかしくない海なのだ。

 

先月の神子元が大当たりした後、海況は下降気味。

ツアー5日前のお客様へ連絡した時の透明度は5~10m。

これではいくらハンマーがいても見えない。

ところが、アリエスのツアーに合わせるように海況は復調。

良い所で20mまで回復していた。

触れそうなほどハンマーヘッドに接近@南伊豆・神子元|ダイビングショップアリエス

触れそうなほどハンマーヘッドに接近

眼下をニザダイが覆いつくす@南伊豆・神子元|ダイビングショップアリエス

眼下をニザダイが覆いつくす

一本目。

潜降すると、水底近くにモンガラカワハギの成魚が目に飛び込んできた。

成魚を伊豆で見たのは初めてかもしれない。

ぜひ、近くで写真に収めたいと思ったが、

ゲストから苦情が出るのが必至だったので止めておいた。

そのすぐ後にタカサゴの大群が目の前を横切り、

青い海と水温28℃と相まって、まるで南国で潜っているようだった。

 

一本目は中盤でハンマーの曝群れが登場。

今日の群れも逃げないので、並走しながらガンガン距離を詰める。

筋肉質の体がはっきり分かるほど寄れる。

泳げるだけの体力があれば、いくらでも一緒に泳げそうだ。

 

二本目。

眼下を視界を埋め尽くすニザダイの群れが通る。

水が濁ってきて視界が悪くなってきた。

どこのチームも苦戦しているようで、みんなまるで違う方向からすれ違う。

潜水時間も終盤というところで、チームの左側にハンマーの大群が出た。

 

ゲストのTさんが、激しくベルを鳴らしながら、バラクーダフィンを大きくしならせて爆走していく。

写真で見ると吐いた泡の間隔の広さが速度を物語る(笑)

ハンマーへ爆走@南伊豆・神子元|ダイビングショップアリエス

フィンをしならせながらハンマーへ爆走

ラスト5分でハンマーの大群ゲット@南伊豆・神子元|ダイビングショップアリエス

三本目、ラスト5分で大群をゲット

そして、三本目。

やはり大群をゲットして締めたいところだった。

Tさんが言った、

「もうハンマー単体だとベル鳴らさないんですよ」

 

そう、今の神子元はもはやハンマーが見られるのは当たり前で、

どれだけ大群に、

どれだけ長く、

どれだけ寄れるかが勝負だった。

 

エントリー時。

船尾には30~40人ものダイバーがエントリーの為に集まる。

そこで、目の前にいたダイバーのタンクのバルブが開いてなかったようで、

横にいたスタッフらしき人がキュッキュッと開けていた。

回している回数からして、まったく開いていないようだった。

 

人間だからミスはある。

が、このダイバーが問題だったのはバディチェック(アリエスではセルフチェックとしている)をしていないことだった。

バルブの開け忘れや、セッティングミスがあっても、チェックさえしていれば潜水開始前に気づくことが出来る。

ブログ「防げたはずのダイビング事故」でも書いたように、チェックミスで起きた事故もある。

このツアーの二日前にも石垣島で51歳の女性がダイビング後に亡くなっていた。

先週は東伊豆で59歳の女性が意識不明の重体となった。

 

海上保安庁の2022年の事故統計を見ると50代の事故が最多で、

40代の三倍以上になっている。

60代は50代の半分なのだが、年齢別ダイバー人口を考えると、かなり多い数字と言えるだろう。

体調管理と事故に遭わないための、しっかりとしたスキルアップを全てのダイバーにして欲しいと思う。

 

今日のラストダイブ。

神子元の潜水時間は30分と決められている。

20分頃からちらほらとハンマーは出てきたが、大群には出会えなかった。

ベルは鳴らさずに、一応指だけハンマーを指していく。

気付くとあちこちの方向にハンマーがいた。

今日のようにハンマーが多い時には単体を追ってはいけない。

すぐ近くに本隊の大群がいるかもしれないからだ。

そして、ラスト5分というところで、またもや大群をゲット!

素晴らしい締めになった(#^^#)

 

安全停止深度に向かおうとした水深8~9m辺りで、

真っ赤な船底がはっきり見える距離でボートがかなりのスピードで頭上を通り過ぎて行った。

ダイバーの泡は見えてるのではないかと思うが、危ないなーと思った。

さすがにフロートを上げていれば速度を落としたと思うが。

神子元に来るレベルのダイバーは、どんな時でも深度コントロールが出来ないとならない。

たとえ水深1mでも停止することが出来て、こんなシュチュエーションでも驚かない、

丈夫なメンタルも必要だ(^_^)

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上手くなれば同じ海に潜っても見られる生物はまったく違い、安全性も高くなります。

「上達して、その先にある水中風景を見て欲しい」

 

ダイビングはただ本数をたくさん潜っても上手くはなれません。

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